上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年3月28日

(平成20年3月28日(金) 9:02~9:12  於:参議院議員食堂前ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 3月28日金曜日、本日の閣議でございますが、一般案件が5件、国会提出案件が17件、政令4件、報告2件、配布3件、計31件の案件がございました。このうち私の所管案件はございませんでした。
 報告事項として、3件ございます。
 まず、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進要綱についてでございますが、閣議に先立ちまして、岸田大臣が主催する第6回バリアフリーに関する関係閣僚会議が開催され、バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱が決定されました。この要綱では、妊婦、子ども及び子ども連れの人に配慮した「子育てバリアフリー」が新たに盛り込まれました。
 また、要綱の決定を踏まえまして、本日の閣議におきまして、少子化対策担当大臣がバリアフリーに関する関係閣僚会議の構成員となる旨、口頭了解されました。今回、決定されました要綱を踏まえまして、関係府省と連携をとりながら、子育てバリアフリーの一環として、仕事と生活の調和を推進するとともに、子育てに優しい国づくりに向けて更なる取組をしてまいりたいと思っております。
 2点目でございますが、第11回の「オープン!子ども・家庭大臣室」として、10代の青少年の皆さんを大臣室にお招きをし、懇談の機会をつくることになりました。お手元にお配りをしております資料のとおりでございますが、来週の31日月曜日の午後3時から10代の青少年を大臣室にお招きして懇談をいたすところでございます。
 今回は、現在行っております青少年の育成施策大綱の見直しという大変大事な時期でございまして、施策の対象となる青少年の目線に立った検討を行いたいと、こういう思いを実現するものでございます。詳細につきましては、共生社会政策統括官付の青少年育成第1担当までお問い合わせいただきたいと思います。
 3点目でございますが、来週の31日月曜日午後6時からでございますが、第2回の「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」を開催いたします。詳細につきましては、内閣官房公文書管理検討室から説明をいたしますので、御質問等ございましたらお問い合わせいただきたいと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)税制関連法案に関連して、総理が昨日、記者会見を開いて、新しい提案というものをしました。これに対して、野党側が受け入れられないと反発していますけれども、これをどのように御覧になっていますでしょうか。
(答)総理自ら、予算及び予算関連法案を年度内に通したいという強い意思でこの間取り組まれてきましたけれども、なかなか打開ができないということを受けて、大きな決断をなさって、昨日の記者会見で、国民の皆さんに対して提案をされたということについては、大変重く受け止めております。
 総理の気持ちの中には、国民の生活を混乱させないことを目標に、政治が責任を持って取り組まなければならないという思いがあり、また同時に経済や景気に対して大きな影響が及ぶということについても、まさにそのとおりでありまして、この状況を打開するために、この間、野党等にも呼びかけをしてきたというお話もございました。けれども、なかなか応じていただけないという中で、国民の皆さんに対しても提案をするということでありまして、大変重い提案だと思っております。
 この提案は、総理が決意を持ってなさったということでありますので、ここは野党の方でしっかりと返していくという、こうした段階ではないかと思います。待っております。
(問)一般財源化の新たな使途について、環境対策と少子化も総理はおっしゃっていましたけれども、それについてはどう思われますか。
(答)総理の提案の中に、具体的な使途ということで、環境への対策、緊急の課題であります医療の問題、そして大変重要な少子化の問題ということで、この3つを具体的にイメージされての発言がございました。これに対しては、私は総理の御決意、特に政策における財源的な課題について、しっかりと位置づけていただいているということでありまして、大変ありがたく思っております。
 今回、今年は仕事と生活の調和推進の元年ということで活動をしてまいりましたけれども、働き方の改革をし、なおかつ多様な働き方に応じての子育て支援の様々な対策を、車の両輪として推進していくためにも、一定程度の規模の財源が必要であるということを昨年の重点戦略会議の中でも明確にしたところでございます。また、私も、今子育ての大変大事な時期にある団塊の世代ジュニアの30代の方たちが、ここ3年ないし5年先には40歳代に入るという意味で、社会の中でこの子育て世代をしっかりと支えることを何よりも重く考えていかなければいけないと訴え続けてまいりました。財源の部分について触れていただいていることについて、このことの意味を広く国民の皆様にも御理解をいただいて、私も確かな予算措置がとられるように頑張りますが、いろいろな知恵を授けていただきまして、実現に向けて待ったなしのこの時期に、一層の努力をしていくことが大切だと思っております。今回お触れいただいたことについては、一つ内閣の意思も出たなと思っておりまして、大変重く受け止めているところでございます。
(問)これらの点について、改めて今朝閣議の中で総理から格段皆さんへ御説明といいますか、お話はありましたでしょうか。
(答)閣議の内容については、私からはコメントはすることができません。官房長官から正式に報告があるということですので、そちらの方にお尋ねいただきたいと思います。
 先ほどの御質問は、昨日のということで、私の感じたままを話させていただいたところでございます。これから、年末にかけまして、大変山場がたくさんございますが、あくまで国民の皆さんの安定した生活を維持し、なおかつ将来に向けてそれが持続できるな形で、粘り強く緊張感を持って取り組んでまいりたいと決意しているところでございます。

(以上)

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