上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年12月28日

(平成19年12月28日(金) 10:37~10:43  於:合同庁舎4号館 6階605号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 12月28日、本日の閣議は一般案件4件、国会提出案件19件、報告2件、配布3件、計28件の案件がございました。このうち私の所管案件としては1件、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議に関する質問主意書に対する答弁書の決定がございました。
 詳細につきましては、共生社会政策担当統括官付の少子・高齢化対策第1担当にお尋ねください。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)今年1年を振り返ってみられて、どのような感想をお持ちかということと、来年に向けた抱負を教えていただければと思います。
(答)1年を振り返りまして、8月27日に安倍改造内閣で初入閣をし、そして福田内閣で再任されて以来、丸4カ月ということで、私の生活もその前と後では一変いたしました。国民の皆さんの信頼が大変失墜していた中でのスタートでありましたので、信頼を回復していくには着実に、また誠意を持ってしっかりと取り組んでいくという姿勢で動いてまいりましたけれども、大変早い後半の4カ月でございました。
 今回は延長国会、越年国会ということでありますが、来年はやはり気持ちをしっかりと切りかえて、私の担当であります少子化対策、男女共同参画、青少年育成、食育と、いずれについても子供と家族をしっかりと支えていくプロジェクトでございますので、来年は「仕事と生活の調和元年」という形でのスタートに舵をしっかりと切って頑張っていきたいと思っております。
 私も年末年始にかけて、自分自身振り返りながら、重たい大きな車の輪を前進させることができるような1年でありたいと思っております。国民の皆さんに理解していただいて、そして協力していただかなければできないことがたくさんございますので、信頼の関係づくりを前提とし、そして私の所掌については、全力で車輪をしっかりと回すことができるように頑張っていきたいと、決意を新たにしているところでございます。
(問)その中で、今の中での「信頼の回復に向けて」というお話ありましたけれども、福田内閣の支持率が今下がっている中で、これからどのようなことが支持を回復していく上で必要だとお考えでしょうか。
(答)国民の皆さんが不安に思っていらっしゃること、あるいは非常に問題になっていることに対して、それをしっかりと受けとめる余裕と、やはり機敏に施策で対応していくという政治の指導性というか、リーダーシップというものを明確に示していくという、この積み重ねではないかと思います。これは政治の基本動作であると思いますが、この基本動作をしっかりと丁寧に、しかし迅速に、的確に積み上げていくという、こうした努力を重ねることが、結果的には国民の皆さんの信頼につながっていくものと確信しております。
(問)年明けの1月4日に福田総理が伊勢神宮の方に参拝に行かれる予定ですけれども、大臣は一緒には行かれるお考えはありますでしょうか。
(答)今回はできるだけ行事に参加いたしたいと思っておりましたところ、地元の日程で大変大きなものがございまして、最終的には地元の日程で決めることになりました。
 1年ありがとうございました。

(以上)