泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年4月11日

(平成20年4月11日(金) 9:19~9:25  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣僚懇談会では、岸田大臣から「交通事故死ゼロを目指す日」の実施結果について、残念ながら10名の方がお亡くなりになられたとの報告がありました。
 閣議について御報告することはこれだけです。閣僚が何人か海外に出られますので、その代理のお話はございました。

2.質疑応答

(問)長野で行われる北京五輪聖火リレーの警備に関して、警察庁が過激な活動家の入国制限を検討しているとの報道がありますが、事実ですか。
(答)そのような話は承知しておりません。
 聖火リレーについては、前回の会見でもお話したように、長野県警察が中心となって、安全が図られるように検討していると承知しています。
(問)各国で青い服装の人達が伴走しながら警備をしているようですが、こうした方々への対応を含めてどのような検討をしていますか。
(答)そういう方々が伴走していることは承知していますが、どういう身分の方なのかは、よく判りません。もし、警備を行うような役割を考えておられるのであれば、それは長野県警察を中心とする日本警察の役目だと思っております。そういう方々が他の国でも伴走されたから日本でも、という考え方は、私としては歓迎いたしません。
(問)警備は日本警察に任せていただきたいということですか。
(答)警備については、私どもが責任を持つべき立場にあります。チベットの問題について何らかの意思表示をするのであれば、聖火リレーの妨げにならないように行っていただきたいと考えております。
(問)報道等によれば、青い服装の人達は、聖火ランナーに近付いた人を取り押さえたりしていますが、このようなことは日本でも問題ないとお考えですか。
(答)先程も申し上げましたが、「警備は日本警察が行う」という大原則は崩すべきではありません。

(以上)