泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年2月8日

(平成20年2月8日(金) 8:52~8:57  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 今日は、最初に「消費者行政推進会議の開催」が決定をされました。これに対して、総理からお話がございました。
 一般案件、法律等について、我々の業務と関係するものはございませんが、閣僚の発言がございまして、総務大臣から、平成20年度のNHK収支予算などに付する意見について発言がございました。次に、国土交通大臣から、浅尾慶一郎参議院議員に対する答弁書の修正について発言がございました。
 閣僚懇談会に入りまして、岸田国民生活担当大臣から「生活安心プロジェクト」4つの国民運動の実施についてのご報告がございました。

2.質疑応答

(問)時津風部屋の力士死亡事案において、初動捜査で臨場した警察官が「事件性なし」として取り扱ったことについて、コメントをお願いします。
(答)(検案医師から)心不全という判断をいただき、そのように取り扱ったということですが、結果的には誤っていたわけです。亡くなられた方にあっては、本当にお気の毒であったと思っております。全国の検視官の状況は御承知のとおり(負担が重くなっている状況)ですが、(所轄署が)臨場を要請できなかったということについては、今後、大いに反省すべき点であると思っております。
(問)中国製冷凍餃子の事案について、中国の公安当局も捜査・調査をしているようですが、中国の捜査情報は日本にきているのでしょうか。
(答)日中の警察間で情報交換のための話し合いを続けておりますが、具体的にどのような内容のやり取りが行われているかについては、発言を控えさせていただきます。
(問)昨日、神奈川県警察の幹部が霊感商法容疑事件に関して処分されましたが、どのような所感をお持ちですか。
(答)県警の重要な立場にある幹部警察官がこのような不祥事を起こしたことは、大変遺憾であります。昨日の国家公安委員会の処分は、この事案により、警察に対する多くの国民・県民の信頼が損なわれたという認識の下に行われたものです。このような事案は、一旦発生すれば社会に与える影響が大変大きいわけですから、警察行政を預かる者は今後一層自覚をしていかなければならないと思います。

(以上)