増田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年2月12日

(平成20年2月12日(火) 8:47~8:50  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。今朝、閣議がありましたが、私の方からの発言事項は、特にありませんでした。

2.質疑応答

(問)国の出先機関の見直しについて知事会が先日、8割程度の出先機関を見直すというような案をまとめたんですが、その内容についてどのように受け止めていらっしゃるかと、あと、各省庁の抵抗が予測される中で、今後どういうふうに見直しをやっていこうと考えていらっしゃるかをお願いします。
(答)出先機関については、特に現場で行政を行っている都道府県や市町村の意見を大事にしたい。特に、都道府県が1番重なりがあるのではないかというふうに思いますが、そこが今回のような案を出したということは、やはり現場でいろいろ仕事をしていく上で支障になっているところが多いからこそああいう案をまとめたのではないかと思います。地方分権改革推進委員会の議論の中でどういうふうに処理されるのか、これは地方分権改革推進委員会の方の御判断があると思いますけれども、全国知事会の意見というのは、現場を抱えているところの意見だけに貴重なものだというふうに考えています。
 それから、これを踏まえてどういうふうに進めていくかというのは、やはり地方分権改革推進委員会でどこまで、あの案も1つの意見として、考え方をまとめるかにかかっていると思います。各省庁の抵抗は予想されます。抵抗は予想されるのは間違いないけれども、理由のある各省庁の反応なのかどうか、時代が大きく変わってきているので、その辺りをよくこちらとしても見たい。やはり変えてもらうところは、変えてもらわなければいけないのではないかと思います。
 ただ、人をいろいろ抱えているので、そこを現実的にどうするかということについては、よく丁寧に考えなければいけないなと思っています。いずれにしても地方分権改革推進委員会として大胆に意見をまとめてほしいというふうに思います。
(問)ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。

(以上)