岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年4月18日

(平成20年4月18日(金) 9:21~9:26  於:院内 内閣記者会)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議は、一般案件が1件、国会提出案件が21件、法律の公布が1件、政令が3件ありました。私からは以上です

2.質疑応答

(問)民主党が食品安全庁を設置する法律を昨日国会に出しましたけれども、法案についての大臣の受け止めをお願いします。
(答)報道記事を拝見いたしましたが、具体的な内容についてはそれ以上承知しておりませんので、何か申し上げる材料を今現在は持ち合わせておりません。
(問)農水省と厚労省の食品関係の部局を統合することらしいですが、そのことについては。
(答)それについても新聞記事で、統合した上で農水省の外局として設置するという新聞記事だったと記憶をしておりますが、それにつきましても材料がありませんので、それ以上は何かコメントすることは控えさせていただきます。
(問)暴力団の五菱会によるヤミ金事件で、日本政府とスイス政府との間で犯罪収益を返還するという合意について、昨日、自民党の部会に外務省が説明したようですけれども、犯罪収益の没収が今ちょうど議論になっているところだと思うのですが、今回こういう合意になったことについては、大臣は御感想をお持ちでしょうか。
(答)本件についても、一面にその記事が載っておりましたので、新聞記事は拝見いたしましたが、違法収益の没収の問題として、消費者問題全般との関係でどう考えるべきなのか、一度考えてみたいとは思います。
 今、私の所管で議論されている課題は、消費者問題全般にかかわる問題ですので、取引の安全、製品の安全、それから食品の安全等々、幅広い分野を含んだ議論でありますから、それとの関係において今回の案件がどう絡んでくるのか、一度検討はしてみたいとは思います。
(問)直接の所管ではないとは思うのですけれども、学校の裏サイトの問題がかなり深刻な問題として受止められていますけども、IT担当大臣としてその受け止めと今後の対策に関する見通しなどを教えていただければと思いますが。
(答)学校裏サイトにつきましては、その実態がいろいろと報じられています。その実態は様々なケースがあるようです。ただ、指摘されるような問題点があるのも事実でありますので、まずはしっかりと実態を把握した上で、様々な事例がある中にあって、何か統一的に対応することがあるのかどうかについて考えてみることは必要なのではないかと思っています。
 関係大臣三大臣会合、要は青少年を担当する上川大臣、泉国家公安委員長、ITを担当する大臣である私との3人で、こうした有害情報に関する意見交換、情報交換の場を設けておりますが、時間がとれればできるだけ近いうちに会合を開いて、御指摘の問題についても意見交換をしてみたいと思っています。

(以上)