岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年4月8日

(平成20年4月8日(火) 9:32~9:42  於:中央合同庁舎4号館819会見室)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。
 本日の閣議では、一般案件が1件、国会提出案件が14件、政令が1件、配布が2件ありました。
 今日は、私から2つございます。
 まず1つ目は、お手元の資料のとおり、昨日の夕刻、食品危害に係る緊急時対応訓練を実施したところですが、夜半近くになって、新たに茶系飲料への異物混入事案が明らかになり、先般のヘルシア緑茶の事案との類似性もあることから、本日未明に臨時食品危害情報総括官会議を開催し、情報の集約・分析を行うとともに、類似事案の調査、国民への情報提供、関係者の初動体制の確認を行うよう、各総括官に指示をしました。
 会議については、既に明け方の会見で述べたとおりですが、詳細は、国民生活局までお問い合わせください。
 2つ目に、4月6日から「春の全国交通安全運動」を実施しておりますが、お手元の資料のとおり、運動の一環として、国会等の情勢が許せば、明日9日、世田谷区立桜丘小学校で開催される「平成20年春の全国交通安全運動中央大会」に出席する予定です。
 また、明後日10日は、福田内閣「生活安心プロジェクト」4つの国民運動の一つである「交通事故死ゼロを目指す日」です。本運動を通じて、国民一人ひとりの交通安全に対する意識を高めることにより、総理が提唱されている「日々の生活を安全に安心して暮らしたい」と願う国民の思いに応えていきたいと考えております。ここにお集まりのマスコミの皆様にも、一層の御協力をいただければと思います。
 詳細は、共生社会政策担当までお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)最初の事案に続いて、またお茶から異物が混入しているのが見つかったということで、改めて受け止めと、今後の対応についてどのようにお考えでしょうか。
(答)4月4日に続いて、4月7日、茶系飲料に異物が混入する事案が把握されました。この2つの案件については、検出された異物がグリホサートという除草剤だという点で共通点があります。関連も完全には否定ができないということでありましたので、緊急事態という認識の下に、臨時の食品危害情報総括官会議を開催したということであります。国民の食の安全というのは、最も基本的な、また国民にとって最も大きな関心事でありますので、政府としましても、こうした事案を把握した以上、万全を期していかなければいけないという思いでこういった対応をとらせていただきました。
 今のところ、これ以外に類似の事案はまだ把握されておりませんが、関係省庁に対しましては、ぜひしっかりと情報収集に当たってもらうこと、そして国民に対する周知を徹底するということ、そして関係者の初動体制の確認をしっかりするということ、この3点を指示したところですが、ぜひこの3点を中心に、各関係省庁、引き続きましてしっかりとした対応をしてもらいたいと考えております。
(問)今日の閣議などで、これについて発言されたのでしょうか。
(答)はい。閣僚懇談会の場で、私の方から、今回の対応につきまして御報告させていただきました。
(問)それに対して、総理からは何か発言はありましたでしょうか。
(答)この会議につきまして、総理の方から、「この4時半の会議には岸田大臣も出席したのか」という御質問があり、「出席いたしました」というお答えをしましたら、「会議の開催はいつ決定したのか」とか、その手順につきまして質問がございました。
(問)それについて説明されて、今後の対応について何か指示とか、そういうものは何かありましたか。
(答)いえ。それに対して、「御苦労さま」という一言がございました。
(問)ギョーザの事件のときは、最初、残留農薬の可能性もあって、その検出された成分の量が多いということで、徐々に人為的に混入した可能性が高いということになっていったのですけれども、今回は飲料製品の中から除草剤が検出されたということなのですが、事件の可能性というか、そういう方向の分析は、現時点で政府としてどういうふうに認識していらっしゃるのか教えてもらいたいのですけれども。
(答)現状、警察庁の方で、事件の可能性も念頭に捜査を進めておられると承知していますが、政府としましては、あらゆる可能性を排除することなく、原因究明に努めなければいけないと考えています。
(問)現状でも、関連は否定できないということでよろしいわけですよね。
(答)2つの事案の関連ですね。それは、完全には否定できないとは考えております。事案が発生した場所や製品など異なる点も多いのですが、混入された飲料が茶系飲料であるということ、あるいは検出された異物がグリホサートという除草剤であるということ、こういった共通点もあります。関連性を完全には否定できないと考えています。
(問)今後、2件続けて起きたということで、ちょっとわかりませんけれども、いたずらとかそういうことで、こういう事案が増える可能性もあると思うのですけれども、政府として注意の呼びかけというのは、どのような形で具体的には行っていく方針でしょうか。
(答)まずは、実態把握に努めなければいけない、そして、その把握した実態を、国民にしっかりと伝えなければいけないと考えています。そして、伝え方について言えば、関係省庁において、できるだけ冷静に実態を伝えていく等々、努力してもらわなければいけないと思っています。
(問)今回の会議については、警察庁の参加も呼びかけられたのでしょうか。
(答)はい。この事案につきまして、捜査当局において捜査が進められているということで、昨日、一番最初に兵庫県警において事案が公表されております。そういった事情がありましたので、会議においては、予め警察庁からも御出席をお願いしたということです。

(以上)

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