岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年3月7日

(平成20年3月7日(金) 8:47~8:53  於:院内内閣記者会)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私から、1つございます。「生活安心プロジェクト」の、「4つの国民運動」の一つとして、「子どもの施設の安全全国一斉総点検」を進めているところですが、その一環としまして、明日3月8日、東京都立川市の国営昭和記念公園において実施される遊具の安全点検に参加する予定にしております。明日は、近隣の幼稚園の保護者の方々などにも御参加をいただき、子どもたちが日常利用している公園の遊具の点検を、一緒に行いたいと考えております。
 詳細につきましては、「安心で質の高い暮らし」特命室までお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日の閣議、閣僚懇談会で、日銀総裁の人事案については、何か言及はありましたでしょうか。
(答)いえ、ありませんでした。
(問)閣僚懇談会で、何か総理から言われたことはありますか。
(答)総理からは、特段ございませんでした。
(問)ぎりぎりでの(日銀総裁の人事案の)提示ということになるのですけれども、一閣僚として、この提示の妥当性についてということでお伺いいたします。
(答)それは、私の所管ではありませんが、人事について、期限もあることですし、様々な施策に支障がないために、日程等も考えた上で提案されるものだと思っております。
(問)今週、結局、今日も予算委員会がありまして、それで今週ずっと、大臣も朝から座っているという状況が続いていると思うのですけれども、こういった状況をどのように見ていらっしゃいますでしょうか。
(答)国会、委員会の日程につきましては、国会で、また委員会の理事会等で御判断されるものだと思いますが、政府としましては、提出している予算案をぜひしっかりと御議論いただき、御判断いただきたいと願っておりますので、議事を促進していただければと願っております。
(問)自民党の消費者問題調査会が、今、最終報告に向けて素案をまとめつつあると思います。大臣のところにも説明に幹部の方が来られたと思うのですけれども、どのようなお話をされたのでしょうか。
(答)自民党の消費者問題調査会の幹部の皆様方とは、日頃から色々な機会をとらえまして、意見調整をさせていただいておりますし、一昨日もお話をさせていただきました。
 自民党の案につきまして、細部まですり合わせ、確認をしたわけでございませんが、大きな方向性については、そんなに違いはないのではないかと認識しております。
(問)大きな方向性というのは、独立官庁型の組織を、ほかの省からの組織や権限を引き離してつくりたいという自民党の案だと思いますけれども、その方向性は変わらない、同じだということでしょうか。
(答)どの範囲まで法律や組織を再編するか、それについてはまだこれから詰めていかなければいけないと思いますが、そういった組織や体制についても考えなければいけない、そういった考え方では一致しているのではないかと思っています。
(問)自民党の今考えている素案では、消費者委員会というのをつくって、中立的な立場から執行、是非を判断したりするということを考えているようなのですけれども、政府案でもそのようなことを考えていくようなおつもりは、今のところ、ありそうなのでしょうか。
(答)それは今度新しくつくる組織の外側に、何か第三者委員会、監視するような委員会をつくるという考え方ですね。
(問)議長を大臣が兼任する形でという話ですが。それで一体化して運営するというようなことを考えているようなのですけれども、一応、消費者庁からは外側に独立した組織でいる形で、その議長を大臣が兼任するという形で考えているということです。
(答)そういった委員会をつくるという考え方は、あり得るかとは思います。
 ただ、大臣と委員長を兼任するということが実現可能なのかとか、その辺りは確認しなければいけないと思いますが、そういった考え方は、一つの考え方だと思っています。

(以上)