岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年2月5日

(平成20年2月5日(火) 8:49~8:53  於:院内内閣記者会前ぶらさがり)

1.発言要旨

 本日の閣議では、お手元の資料のとおり、北方領土の日について発言をいたしました。2月7日は北方領土の日です。当日は、北方領土返還要求全国大会が東京で開催され、総理と外務大臣にも出席をいただき、私も出席をいたします。全国各地で開催される各種行事を通じて、北方領土問題に対する幅広い国民の関心が高まっていくことを期待いたしております。
 詳細につきましては、北方対策本部にお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日の閣議で、総理からギョーザの事件に関連して何か発言ありましたでしょうか。
(答)今日はございません。
(問)昨日、福田総理がぶらさがりで、消費者行政の新組織検討をして、4月にも結論を出したいということをおっしゃいましたけれども、担当大臣としてはどのように取り組んでいくおつもりでしょうか。
(答)総理は、従来、今年前半、6月頃までにはという御発言をされておられましたが、4月から5月という御発言がございました。恐らく、今般の冷凍食品の薬物中毒事案等も考慮されまして、消費者行政の一元化に向けてスピードアップを図りたいという御意向だと理解をしております。ぜひ総理の意向に沿って努力をしなければいけないと考えております。
(問)消費者行政推進本部なんですけれども、メンバーのほうは何か固まっていますか。
(答)有識者の方に御参加をいただくと聞いております。有識者の方々に、御参加いただくに当たっては、御本人の意向も確認しなければいけないので、そういった作業を、今、行っているというふうに聞いております。
(問)空港の外資規制を国土交通省で検討するようなんですけれども、規制改革会議が修正するように意見書を出したのですが、担当大臣としてのお考えをお聞かせください。
(答)規制改革会議においては、この問題に対し、従来から問題意識を持ち、議論をしてきました。今般の法案の提出に当たっても、規制改革会議としての意見を表明しているという状況です。担当大臣としましても、こういった規制改革会議の意見、考え方を国土交通省にお伝えしているという状況です。
(問)ということは、大臣としても修正を求め続けていたというお考えだということですか。
(答)今、事務レベルで規制改革会議の考え方をもとに、国交省に対してその修正等の意向を伝えているという状況です。
(問)新聞報道で、食品表示の規制を一本化した食品表示法を制定する方針だという報道が流れていますが、これについてどのように考えますか。
(答)まず、その報道は拝見しました。ただ、政府としてその方針が決定したということは聞いておりません。
 ただ、こうした食品の表示等につきましても、国民にとってわかりやすい制度をつくっていくということは大変重要な観点だと認識しています。
(問)この領土問題なのですけれども、返還運動を盛り上げるために、近く四島を視察されるとかそういったお気持ちというのはあるんでしょうか。
(答)ぜひ、できるだけ早い時期に視察をしたいとは前々から思っていますが、国会日程等の条件もありますので、ぜひ調整して、できるだけ早い時期に視察を実現したいとは考えています。視察というか訪問ですね、視察は既に行っていますから、訪問を実現したいと思っています。

(以上)