岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年12月11日

(平成19年12月11日(火) 9:12~9:16  於:合同庁舎4号館 742号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議は、一般案件が5件、国会提出案件が19件、政令が9件ありました。
 私の方から1つございます。
 お手元の資料にありますとおり、12月18日に都内で第8回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会合を開催し、私も出席する予定です。
 今回の会合では、2007年度のFNCAの活動報告や持続的発展に向けた原子力エネルギーの平和利用に関する共同コミュニケの発出、さらには、今後のFNCAの活動について協議等を行う予定です。私は、会合議長として全体を取りまとめるとともに、我が国を代表して共同コミュニケに署名を行う予定です。
 今回の会合での各国代表との意見交換を通じ、アジア地域の原子力協力が活発なものとなるよう、積極的に対応したいと考えています。
 詳細については、原子力政策担当室までお問い合わせください。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)今のFNCAですけれども、共同コミュニケで目指す日本側の立場はどんなものになりますか。
(答)共同コミュニケでは、アジア各国における原子力発電の導入の前提として、核不拡散の確保、そして原子力安全の確保及び核セキュリティの確保に努めること、また、温室効果ガスの排出削減に対して原子力発電が有効な手段であること等について、参加国が共同の認識を持って協力して取り組んでいくことを提唱する、こういった内容になる予定であります。我が国の立場もしっかり踏まえた上で、こうした共同コミュニケを発出したいと考えております。
(問)明日、普天間飛行場の移設協議会が開かれますけれども、その中で各大臣発言されると思うのですが、大臣からどのようなことを話されるのでしょうか。
(答)明日の移設協議会につきましては、もう既に発表になっておりますように、環境影響評価と建設計画が議題として取り上げられることになっております。この2つの議題について、各関係者がぜひ前向きに協力していく方向で議論が進めばというふうに思っておりますが、私の具体的な発言については、まだ今の段階では確定はしておりません。私もこの2つの議題がそれぞれで前進が図られるような方向で発言をしたいというふうに思っています。

(以上)