渡辺内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年3月23日

(平成19年3月23日(金) 8:52~8:57  於:内閣府本府 522号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今朝の閣議について、私の方から報告することはございません。

2.質疑応答

(問)今日の閣議、閣僚懇談会で天下り問題についての発言は。
(答)全くございません。
(問)27日の諮問会議までの間に自民党との調整はかなり本格的に始められているようですけれども、政府内、閣僚との調整についてはどのようにお考えですか。
(答)着々とやっております。現在進行形。
(問)現在のところの感触はいかがでしょうか。
(答)不安だという話を何人かの方からは聞いております。ですから、こちらからはきちんと機能する新人材バンクにいたしますという御説明を申し上げております。
(問)抵抗を感じますか、そういったところに。
(答)抵抗というよりは、詳細な制度がよくわからないので不安だという話ですね。
(問)そういう詳細な制度がわからないので不安だというのは、やはり基本原則を示してもなかなか解消されない問題ではないかと思うんですが、大臣としてはどのようにそれを乗り越えていこうと。
(答)ですから、これは発想の大転換ですからね。今まで人事でやっていた、人事の延長線でやっていたものを再就職支援に根本的に改めてしまおうということですから、当然それは摩擦もあり、不安もあり、そういう反応が起きるのは当たり前ではないでしょうか。
(問)バンクへの移行期間なんですけれども、大臣は常々総理の御判断だとおっしゃっているんですけれども、総理の御判断というのはいつごろに出されるメドなんでしょうか。
(答)まだ別に打ち合わせしているわけではありませんが、早ければ諮問会議の席上で何らかの御判断は示されるかもしれません。まだ相談はいたしておりません。
(問)法案には盛り込む必要があるものなのでしょうか、移行期間とかそういう。
(答)盛り込む必要はあろうかと思います。
(問)今ありました移行時期についてなんですが、大臣常々総理の判断だとおっしゃっていますが、大臣の方から諮問会議に向けて提案する予定というのはありますでしょうか。
(答)特にございません。
(問)改正案の予備的審査というのは、法制局の方はもう既に始まっているんでしょうか。
(答)骨子をお渡しをしてやってはいるようです。
(問)何か指摘を受けているような事例というのはありますか。
(答)内々、いろいろ法制局は細かいですからね。細かい、それこそ事務的な打ち合わせはやっているのではないでしょうか。
(問)先日表明された有識者の懇談会なんですけれども、これはどれぐらいの期間をかけて結論を出そうというのは。
(答)これは国会の審議もきちんと反映をさせなければいけませんので、そうすぐに1カ月、2カ月で結論が出るということにはならんと思います。国会の審議を全く無視して結論を出してしまうわけにはいかないではないですか。
(問)ある程度国会の議論を踏まえて、その懇談会の方でも議論するという。
(答)そういうことになります。
(問)人材の方はいかがですか、現状として。
(答)粛々と研究をしております。
(問)現時点で提出の時期はいつごろとお考えですか。
(答)提出の時期ですか、スピード感を持って進めたいと思っております。
(問)現実問題、3月中というのはまず難しいと思うんですけれども、4月中にはというお考えはお持ちですか。
(答)当然ですね。それはできるだけ早く。

(以上)