溝手大臣記者会見要旨 平成19年8月15日

(平成19年8月15日(水) 10:21~10:29  於:警察庁18階 第4会議室)

1.発言要旨

 今日の繰り下げ閣議についてです。
 一般案件は、「防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律の施行に伴う既往の閣議決定の整理」、「カザフスタン国特命全権大使アクルベク・アブサトウリ・カマルディノフ外3名の接受」について決定がありました。
 それから、警察庁と関係する政令として、「道路交通法の一部を改正する法律の施行期 日を定める政令」並びに「道路交通法施行令及び自動車運転代行業の業務の適正化に関す る法律施行令の一部を改正する政令」の決定がございました。 これらにより、道路交通法の一部を改正する法律のうち、飲酒運転に対する制裁の強化、飲酒運転の周辺者に対する制裁の強化、救護義務違反に対する罰則引上げ、外国運転免許制度の対象の拡大等に関するものが、9月19日から施行されるということでございます。
 また、内閣総理大臣ほか5名の海外出張について、それぞれの臨時代理が決まりました。
 閣僚発言では、(文部科学大臣から)国立大学法人の学長の任命予定者の決定、(総務大臣代理から)独立行政法人情報通信研究所長の任命。(農林水産大臣から)日本中央競馬会理事長の任命等の発言がありました。
 それから、海外出張の報告として、柳澤厚生労働大臣、小池防衛大臣から、それぞれ報告があったところでございます。

2.質疑応答

(問)靖国神社の参拝の問題ですが、閣僚の皆さん方は、今日は御参拝の予定がないと伺っていますが、参拝について御所感がございましたら。
(答)特にないです。
(問)今の質問に関係してですが、大臣御自身は今日は、参拝する予定はないということで。
(答)ありません。
(問)安倍首相が参拝する、しないということは言わないということで、事実関係を言っていないのですが、こうした首相の姿勢、閣僚で一人だけ明言を避けている状況については。
(答)総理が明言しないということね。
(問)こういった姿勢について、国民から理解が得られるとお思いでしょうか。
(答)よくわからないね。国民に聞いてください。よくわからない。初めからそう言っているものね、なったときからね。だから、いまさら言えないのでしょう。
(問)それと、首相は在任中に靖国神社に参拝すべきだとお考えでしょうか。それとも、すべきではないとお考えでしょうか。
(答)それは御本人がですか。
(問)ええ。
(答)それは私がコメントする必要はないと思っています。
(問)今日、お昼の日本武道館の式典について、大臣は御出席の予定は。
(答)私はちょっと所用があって、出られないのですよ。これは別に行きたくないとか、行きたいとかというのは別に。
(問)そういう何かがあってというのは─所用ですか。
(答)ちょっと言えない所用があるので、申しわけないです。
 戦没者(追悼式など)は、地方自治体の長をしていたとき、各種みんなやっていますから。15日、私も主催者でいつもしていました。別にこれがどうってことはないと思います。
(問)例年、日本武道館の式典は、大臣が余りお出になる……
(答)今まで1回も出たことないです。8月15日に、東京にいるのは今回が初めてですよ。いつも田舎に墓参りに帰っていることが多いです。
(問)これは何かそういった式典に対して、何か疑義があるとか。
(答)全然、市長時代は、市が主催してやるわけですから。ちゃんといつもやっていました。

(以上)