溝手大臣記者会見要旨 平成19年5月29日

(平成19年5月29日(火) 10:04~10:16  於:警察庁18階 第4会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議では、一般案件として、「地方分権改革推進本部の設置」などについて決定されました。
 次に、閣僚発言がございます。まず総理から、そして塩崎官房長官から、松岡農林水産大臣の件について発言がありました。それから、「平成18年度ものづくり基盤技術の振興政策」について甘利経済産業大臣、柳澤厚生労働大臣、伊吹文部科学大臣から、「労働力調査結果等」「家計調査報告」について菅総務大臣から、「有効求人倍率(平成19年4月)」、「世界禁煙デーへの協力」について厚生労働大臣から、それぞれ発言がありました。
 先ほど申し上げました地方分権改革推進本部の設置について、総理から発言があり、菅内閣府特命担当大臣からもございました。また、高市少子化・男女共同参画担当大臣から、「食育月間の実施」について発言がございました。
 それから、2008年度のG8閣僚会議等外務大臣会議、財務大臣会議、我々が関係している内務・司法大臣会議等の日程について説明がありました。
 閣僚懇談会において、総理から「基本方針2007」の取りまとめに向かっての抱負がありました。
 高市大臣からキャリア教育等推進プランの説明、さらに本日の閣僚懇談会において、長勢法務大臣と私から、G8司法内務閣僚会合の開催結果並びに次年度日本での開催等について話を申し上げたところでございます。

2.質疑応答

(問)松岡大臣の件ですが、大臣としてはどのように受けとめていますか。
(答)びっくりしましたよね。一番初めはびっくりした。いろいろな報道のされ方をされていますが、彼は大変やさしいですよね。きめ細やかでやさしいところがあるのです、それは事実。我々もそう感じているのですから。そんな、ある意味で大変ナイーブなところもあるので、そうかなと思って、ちょっと、余り表に出さないけれども、思いつめていたのかなという印象を持ちました。
(問)昨日も政治家の中で、要するに身をもって償った武士であるというような方と、あるいは国会でやはり説明責任を果たして欲しかったとおっしゃる方とおられたが、大臣御自身は、政治家の身の処し方、責任の取り方についてどのようにお考えでしょうか。
(答)つらかったのだろうと、同情は禁じ得ないですけれども。私だったらという言葉はよくないですけれども、そういう方法、あの方法が全てではないと。
(問)大臣からご覧になって、松岡大臣の最近の様子といいます、直近で会われたときの御様子で印象に残っていることはございますか。
(答)一番初めに例の話が、何とか還元水とかという発言があったとき、私、予算委員会の総括のとき、一番初めですが、私、彼の隣なんですよ。だから、よく覚えています、そのときの様子はね。よく理解していなかったですからね、状況を、確かに。だから、よく調べて調査するというような発言をしましたね。帰ってきて、何かぶつぶつつぶやいていました、よくわからないような、ちょっと状況把握ができない。そのときの印象は非常に強烈に覚えております。
 あと、最近はWTO(世界貿易機関)で忙しかったようです。しょっちゅう出張していましたよね。だから、疲れていたのではないかと思いますね。ものすごい勢いで、何回、5月なんていうのは五、六回行っているのじゃないですかね、連休前からだったら。しょっちゅう彼の報告がありました。ここでも皆さんに披露した、その都度外遊報告。疲労もあったのだろうと思いますね。WTOには大変精力的に動いていましたね。
(問)松岡大臣の自殺の背景に何があるのかというのはまだはっきりしない面もありますが、政治と金の問題について、大臣の閣僚として、政治家として、所見をお聞かせ下さい。
(答)そうですね、お金の問題というのはやはり一番大切というか、致命的な問題につながることだろうと思います。だから、お金については十分気をつけないといけないのだなと、絶えず誓いをしているところです。ですから、今の制度がありますけれども、今既にでき上がった制度があるのですが、全部それで十分か、あるいは足りないか、いろいろな議論があるのも承知しておりますが、私は、ほとんどの議員が現在のルールでそれぞれそれなりの規範意識を持って毎日を過ごしていると思いますよ、ほとんどの。90%、95%、あるいはその辺は何とも言えません。ほとんど皆さんがそう、基本的には規範意識の問題だと思います。
(問)今回、総理はずっと松岡大臣を政治資金の問題についてかばい続けたわけですが、また任命責任の問題もあると思いますが、今回、総理の一連の対応については大臣はどうお考えでしょうか。
(答)総理は、彼の農林水産大臣としての力量、それから仕事に対する取り組み姿勢というのを大変評価をしているなという印象を持っておりましたけれども、昨日から今日の一連の発言の中でもそれは非常に強く感じましたね。ですから、彼の身にいろいろな意味で、こんな事件が起こるなんて想定はないですから、変なことにならないでほしいという願望はお持ちだったと思いますよ、総理は。だから、政治資金がどうだ、身の回りをきれいにするとかしないとか、そんな話よりも、何よりもいわゆる政策の実施、対WTO、農業政策における非常に重要な方として彼を評価していたことから出る発言ではないかというように私は思いました。ほかの閣僚も言いますが、本当に一生懸命でした。それは見てとれたのです。

(以上)

内閣府 Cabinet Office, Governmentof Japan〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)