溝手大臣記者会見要旨 平成19年4月20日

(平成19年4月20日(金) 8:49~8:54  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議において、政令で私の担当でもありますが、石川県の能登半島地震にかかる激甚災害の指定の件がございました。
 閣僚発言ですが、高市科学技術政策担当大臣から国際会議の予定について、「多重債務問題改善プログラムの決定」について山本金融担当大臣からありました。それから、松岡農林水産大臣から海外出張について報告がありました。
 閣僚懇談会においては、能登半島地震対策について、総理大臣、それから防災担当の私、菅総務大臣、甘利経済産業大臣、冬柴国土交通大臣、柳澤厚生労働大臣から発言がありました。いずれも激甚災害に伴う措置について、それぞれ担当部局の所信でございました。
 なお、私の方から申し上げたいのは、この激甚災害についての件でございますが、本日の閣議におきまして、輪島市等6つの市町での災害を激甚災害に指定する政令案を決定したところでございます。今回の能登半島地震では、激甚災害指定についてスピード感を持って対処するため、国の職員を派遣するなどの被害状況の早期把握、迅速な査定作業に努めてまいりました。これらの被害額等を局地激甚災害の指定基準に照らし合わせた結果、石川県の輪島市、七尾市、珠洲市、能登町、穴水町、志賀町の6つの市町の災害を激甚災害に指定することになりました。
 なお、従来の局地激甚災害の指定基準は、公共土木及び農地の措置については、確定した復旧事業費をもとに、年度末に一括して指定を行ってきましたが、今回、指定基準を見直し、査定見込み額が基準を上回る場合は早期に指定を行えることといたしたところでございます。
 また、閣僚懇談会で私も発言したところでございますが、本日の午後、能登半島地震の復旧・復興対策に関する関係省庁局長会議を開催することとしました。この会議では、地元からの要望を踏まえ、関係省庁でどのような対策が可能かを検討してく予定です。被災地復興のために地元の実態をよく踏まえて、関係省庁一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

2.質疑応答

(問) 閣僚懇談会等でサミットの候補地について話が出ましたでしょうか。
(答) 一切出ていません。来週じゃないですか。

(以上)