溝手大臣記者会見要旨 平成19年4月13日

(平成19年4月13日(金) 8:49~8:53  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議は、「平成19年度一般会計予備費使用」について、「厚生年金保険法等の一部を改正する法律案」などがありました。
 閣僚発言は、総理から、今日能登へ向かうという発言がありました。ほかに、麻生外務大臣、塩崎官房長官から発言がありました。

2.質疑応答

(問)拉致事件の関係ですが、昨日、警察庁が渡辺秀子さんの子どもさんについて断定したのですが、拉致被害者支援法の規定ですと日本国籍が要件ということで、一部で 人道上の立場から同法を改正すべきだという声が上がっているようです。この辺りの問題について御所感がございましたらお聞かせください。
(答)当時の日本の法律によると、法律上は北朝鮮国籍の子どもになるのですね。総理が発言されましたように、本来、国籍に関係なく個別に適用できるようなことを考えなければと。日本国籍と同じように取り扱っていこうではないかという気持ちは、我々も同じくしているところです。ただ、今は具体的に必要な支援事業が発生しているわけではないんですね。いろいろな問題がぼろぼろと出ているので、もう少し事態の推移を見たいと思っております。       

(以上)