溝手大臣記者会見要旨 平成19年3月20日

(平成19年3月20日(火) 8:55~9:02  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 一般案件は予備費使用関係、水産基本計画の変更、エクアドル駐箚大使の信任の認証についてありました。国会提出案件は鈴木宗男さん等の質問に対する答弁書についてありました。政令は年度末に入ってたくさん出ております。それから冬芝国土交通大臣、若林環境大臣が海外出張から、お帰りになった報告がありました。冬柴大臣の話の中で、旅行者の失踪、不法滞在の問題について、これを是正することが中国政府の強い考えであるという表明があったことをコメントをされております。旅行者の失踪、不法滞在の問題について、これを是正することが中国政府の強い考えであるとの表明があったそうでございます。その紹介がございました。若林大臣は、来年度G8の議長国になるわけですので、これに対しての決意表明があった。それから、公益認定等の委員会について、渡辺大臣が引き続き担当していくことになったということでございます。
 閣僚懇談会においては、経済財政諮問会議を踏まえての発言が総理からありまして、法案に向けて渡辺大臣のところで取りまとめたものをできるだけ早く各閣僚に提示をして、渡辺大臣との間ですり合わせをしていただきたいという発言でございました。

2.質疑応答

(問)その総理の発言に対して、閣僚の方から何かしら発言はあったのでしょうか。
(答)一切ありません。一緒にすり合わせしてくださいということです。
(問)公務員制度改革について、大臣御自身の天下りの禁止についての考え方はどうでしょうか。
(答)それはやった方がいいと思います。天下りの弊害というのは排除しなくてはいけない。
(問)天下りの全面禁止についてはどうでしょうか。
(答)人材バンクという話が表に出ておりますから、各省庁と今までの長い歴史があるんでしょうが、うまく調整をつける改革案が出ることを期待をしています。警察庁の場合は、若干ニュアンスが違うので、天下りというものじゃないんですね。例えばコンプライアンスの問題が最近企業の間で取り沙汰されている。そういったときに、警視庁は力を貸してくれよというような話があるので、我々は別に利権とか権限の関係があってやっているわけじゃないんです。それを天下りと言うのか言わないのかと、いろいろな評価はできると思いますけれども、その辺しっかり各省と担当推進部局が突っ込んで話をしたらいいと思います。蹴散らしていくだけが能じゃないと思います。

(以上)