溝手大臣記者会見要旨 平成19年2月13日

(平成19年2月13日(火) 8:48~8:53  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議については、尾身財務大臣から「7カ国財務大臣・中央銀行総裁会合等」の報告などがありました。また、総理から、殉職警察官に対する緊急叙勲について、検討に値するのではないかと御発言がありました。もう一つ、FIUの件ですが、法律案として提出することを今日正式に閣議決定しました。これは警察庁というか私の仕事になりますので、国会対応をしっかりやってまいりたいと思っております。

2.質疑応答

(問)FIUについて、改めてですが弁護士の届出義務が盛り込まれず、勧告を満たせない状況になったのですが、何かお考えはございますか。
(答)勧告で絶対駄目だと言われるかどうかはわかりませんが、今から問題があるというのは事実です。ただ、マネー・ローンダリングに関して一歩法を進めなければいけないという時代的背景があるということ。これはやはり少しでも前進しなければと判断をしたということです。言い出したらきりがないのですが、士業というのは、それぞれ弁護士とか公認会計士とか、それぞれが依って立つ監督官庁、それから構成の仕方、内部規律の仕方は全部細かに違っています。これを一つ一つ整理をして行くには、もう少し時間を掛けたほうがいいだろうという意見もあります。
(問)殉職警察官の話は、東武東上線の件でしょうか。
(答)そうです。
(問)これについては、報道もされて反響も大きいのですけれど。
(答)昨日お亡くなりになり、板橋警察署で祭壇を作って、昨日は記帳やお参りに来てくれる人を受け付けたりしておりました。私も行って遺族とお会いして御挨拶をし、お参りをしてきました。総理も私邸から出て、お参りをされた。8時半頃でしたか。そのようなことがあったので、今朝、総理から発言があったのだと思います。

(以上)