溝手大臣記者会見要旨 平成18年12月12日
(平成18年12月12日(火) 9:22~9:28 於:合同庁舎5号館3階 305号室)
1.発言要旨
おはようございます。
今日の閣議は、安倍総理、麻生外務大臣、甘利経済産業大臣等のフィリピンからの帰朝報告がありました。
閣僚懇談会では、総理から平成18年度当初予算における(公債発行額の対前年度当初予算比の)減額幅4兆4,170億円を上回る削減額を目指して予算編成を行いたいと、尾身財務大臣よろしくということでございました。
以上でございます。
2.質疑応答
- (問)先週の話になりますが、金曜日に宮崎県知事が逮捕されました。全国的に談合事件の摘発が相次いでおります。県のトップが逮捕されましたが、御所感がございましたらお聞かせください。
- (答)あまりに続きますので、非常にいやな感じがします。やはり談合についての感覚というのでしょうか、業者の皮膚感覚、役人の皮膚感覚が、もう少しシャープになった方がよいのだろうと思います。惰性があったから、あのような状況が温存されていたのではないかという気がいたします。
- (問)首長の逮捕が相次いでいるということで、いわゆる知事の多選批判みたいな話で、多選を法律で禁じようではないかという声もあるようですが、この辺りはどのようにお考えでしょうか。
- (答)そのような議論はありますね。それについては、おかしな議論ではないと思うのですが、私個人としては中立なのですが。法律的にどうこうすべきでないと。このような不祥事を起こした県などにおいては、事実上、議会がそのようなことを許さない。議決なり条例なりとかで、事実上の規範力が出てくるのではないかという気が私はしております。長くやることはあまりよいことではないだろうと思いますけれども、素晴らしい人もいないことはないわけです。
(以上)