大田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年7月24日

(平成19年7月24日(火) 7:53~7:57  於:記者会見室)

1.発言要旨

おはようございます。
 今日、閣議では格別の発言はありませんでした。
 私から2点、今日夕方5時からジョブカード構想委員会の中間取りまとめを森下委員長から頂きます。その後、記者会見をいたします。
 それからもう1点、諮問会議ですが、来週8月1日を予定しております。予算の全体像についての民間議員ペーパーが出されます。それと、予算の議論に入る時にはいつもマクロ経済の動向を把握してからということになっていますので、経済見通しの年央改定を出す予定です。その上で予算のシーリングの議論に入っていくことになります。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)まず最初に、諮問会議についてなのですが、1日に予定された後、シーリングの閣議決定までの間にさらにどれぐらい全体として諮問会議は行う予定なのか、今のところ見通しはございますか。
(答)選挙が終わってみませんとなかなか日程は確定できませんが、予算の全体像についての民間議員ペーパーが出た後、次の会合で諮問会議として「予算の全体像」を取りまとめます。そして、シーリングということになります。
(問)そうすると、諮問会議としては3回を予定されているということですか。
(答)3回を予定しているといいますか、3回開くように日程調整をしたいと考えています。「予算の全体像」の取りまとめの時にシーリングの案が出てくるわけですね。そして、シーリングを取りまとめる諮問会議がありますので、まず3回を目指して日程調整をしているという状況です。
(問)それともう1点、ちょっと日が経ちましたが、中越沖地震についてなのですが、自動車産業に大変大きな影響がその後出てまいりました。10万台を超す減産規模になるようですが、これが今一部弱さが見られるという形でずっと言われ続けてきた生産に与える影響、ひいては景気に与える影響について、大臣はどうご覧になっていらっしゃいますか。
(答)自動車の生産は、年末にかなり増えた後しばらく落ちていて、今ようやく持ち直してきたところでしたので、足元の7月の生産には影響を与えるだろうと見ております。ただ、もう少し長い目で見ますと、需要が落ちているわけではなく供給側の一時的なショックです。この遅れをいつ取り戻すのかによって、今後の影響は変わってきますが、例えば年内ぐらいに取り戻せるとすれば、1年という期間で見れば、それほど大きな影響はないのだろうと見ております。
 ただ、当然足元には影響が出てくると見ています。
(問)最後に1点、週末に各報道機関の世論調査が出まして、今回の参議院選挙では与党が大変厳しい状況に置かれているわけですが、大臣も遊説その他で、有権者の反応を直接ご覧になって、特に「骨太の方針」に見られるような政府の取組についての有権者の反応はどうなのかということについて、生身でお感じになっている感想がありましたら、よろしくお願いします。
(答)成長に向けての取組ですとか、年金の記録漏れの取組ですとか、しっかりとお話しするときちんと理解してくださるという手応えは持っています。あと5日間、全力を尽くして理解してもらえるように私も頑張りたいと思っています。

(以上)