大田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年2月23日

(平成19年2月23日(金) 8:47~8:50  於:記者会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。

 今日の閣議では、外務大臣から、イラクに対する人道復興支援のための緊急無償資金協力について御発言がありました。閣僚懇談会では、発言はありません。

 閣議の御報告は以上です。

 次回の諮問会議ですが、火曜日の27日に開催します。テーマとしては、成長力強化のための取組をこれから徐々にやってまいりますがその一環として、大学・大学院改革とイノベーションについて審議したいと思っています。大学・大学院改革については伊吹大臣、イノベーション25については高市大臣をお呼びしたいと思っています。

 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)日銀の利上げの関連で、もう既に次の利上げの時期について、市場の注目が集まっていますけれども、総裁はゆっくりと金利を調整していくという考えも示していますが、今の経済環境を考えて、どうなれば次の利上げの環境、条件が整っていくとお考えになりますか。
(答)金融政策につきましては、日銀が国内の経済物価動向を見てご判断なさるものと思っています。極めて低い金利水準による緩和的な金融環境を当面維持すると言っておられますので、そういうスタンスで判断されるものと思っています。
(問)諮問会議の議題の大学・大学院改革ですけれども、これは何をポイントにされようとしているのでしょうか。
(答)大学・大学院改革自体は、本当に広い概念ですけれども、主に成長力を強化するという観点から、例えば大学は研究拠点としてどのようなことが望まれるのか、教育拠点としてはどのようなものが望まれるのかという、飽くまで成長力強化の観点から、高等教育にどういった改革が必要かを民間議員が提言なさるということです。

(以上)