大田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成18年10月13日

(平成18年10月13日(金) 8:46~8:49  於:参議院議員食堂前ぶら下がり)

1.発言要旨

今日の閣議では、都市再生本部の副本部長に地域活性化担当大臣を加えることなどの一部改正について、官房長官から御発言がありました。
 それから、北朝鮮に関する日本の措置について、外務大臣から御発言がありました。北朝鮮船舶のすべての船舶の入港を10月14日から来年4月13日までの間禁止すること、及び北朝鮮からのすべての品目の輸入を同期間禁止することが、決定されました。これに関連する発言が、経済産業大臣及び財務大臣からありました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、いざなぎ景気に並ぶという認識を示されましたけれども、北朝鮮などの地政学的リスクが日本経済に及ぼす影響について、どのようにお考えになっているか。
(答)今回の核実験に関する影響は、まだ今の時点ではそれほど強く現れてはおりません。ただ、今後、その地政学的なリスクがどのように日本経済に影響するのかは、今の時点では少し読めないところがあります。今後の国際的な動きに十分注意していきたいと思います。
(問)今日からいよいよ諮問会議が始まりますけれども、議論のやり方について、大臣はどのようにお考えになっているかお聞かせいただけますか。
(答)これまでの諮問会議のよい点を引き継いで、民間議員に大胆な提案をしていただく、そしてこれからの新しい改革を担っていただきたいと思っています。
(問)大胆な提案というのは、初回からなさるのか、どのぐらいのスケジュール感覚でなさるつもりなのでしょうか。
(答)何を大胆とするかは、民間議員の御判断もあるかと思いますが、今後安倍政権の下で新しい改革を担っていくわけですから、随時、あるべき姿を掲げた提案をしていただければと思っています。
(問)北朝鮮への制裁の件で、総理の方から何かお話があったのかということと、恐らくないと思うのですけれども、大臣の所管の範囲で何かアクションがあるかどうか、その2点をお願いします。
(答)総理の方から格別の御発言はありません。私の所管でも何もございません。
(問)諮問会議の運営に対して、自信の程や、逆に不安がもし何かおありなら、お話しいただきたいのですけれども。
(答)諮問会議は、これまでも試行錯誤の連続でしたので、決まった路線はありませんし、これから新しい路線を作っていきたいと思いますので、不安とか自信とかというよりも、その都度その都度よい解決の道を探しながら進んでいきたいと思います。

(以上)