「心」のイノベーション “物の豊かさから心の豊かさへ”
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新潟県燕市立吉田中学校1年 河合寿也 さん
2025年の未来、科学技術はぼく達の想像をはるかに越えためざましい発展を遂げ、優れたエコカーや家庭用ロボットなど便利な機械や道具類が次々と発明されていると思います。ぼくも31歳という働き盛りの年齢で、それらをかっこよく使いこなしているでしょう。また、医療技術も進歩して平均寿命が伸びたり、宇宙がもっと身近なものとなって、新しい自然エネルギーの開発が進み、地球温暖化の危機を脱することができるでしょう。
このように物質的なイノベーションは様々な分野で行われるでしょうが、ぼくはそこに「心のイノベーション」をぜひ加えたいと思います。安倍首相は「美しい国」を目指していますが、その美しいということは外観の美しさだけではなく、人々の内面の美しさのことをも言うのだと思います。いくら優れたものがたくさんイノベートされても、それらを使う人に心が欠落していては国の発展はあり得ません。今の日本は平和で豊かですが、その反面、心の弱さ、貧しさが引き起こす犯罪や社会問題が多発しています。殺人、虐待、自殺、いじめ、不登校、ニート、そして嘘や自分勝手の横行など、それらを無くすことは難しいですが、生きることへの意欲や目的、正義を尊ぶ心、他者に対しての思いやりや助け合いの気持ちという人としての自然な感情を当たり前に持てる社会を作ることが、心のイノベーションを生み出すのだと思います。
そのためには、小さい頃から学力だけではなく「心」を大切にする教育をし、社会のシステムも「努力が必ず報われる」、「金銭以上に価値のあるものが存在する」、「一人一人を大切にする」ことに力を注ぐのです。具体的には医療や福祉の充実、高齢者ケア、物価の安定、リストラの廃止、就職難の緩和、心の教育の充実や受験戦争・学歴社会の廃止など、人々の幸せの基準が物の豊かさから心の豊かさへと変わっていくことによって心のイノベーションは必ず達成できるとぼくは思います。
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