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皆様は、20年後、どんな社会になっていると思いますか。どんな社会であってほしいですか。
今から20年前を考えてみますと、今では世界に普及している携帯電話やインターネットなどは、まだ世の中に出てきていませんでした。液晶、プラズマなどのディスプレイはテレビ、携帯電話、カーナビなどに使われるようになり、あっという間にブラウン管に取って代わりました。
これは、「モノ」だけではありません。さまざまな製品やサービスは国民生活に大きな変革をもたらしました。
たとえば、宅配便。今ではほとんどの人はスキーやゴルフバッグを持って移動しなくなりました。小倉昌男さんのイノベーション、すなわち「宅急便」ですね。小倉さんは巨大な抵抗勢力にもかかわらず、生活者の視点から、強い意志をつら抜き、その結果、わたしたちの生活が大きく変わりました。
イノベーションとは、技術革新によるものだけではありません。皆様の身のまわりのアイディア、新しい発想や考え方を生かすことです。明日の生活をよくしようと思う心が未来の社会を変えていくのです。
安全・安心、環境・エネルギー、少子・高齢化などの課題を抱える中、私たちの生活を大きく変える多様なイノベーションが国内外の社会に生まれることを期待したいのです。
イノベーションがつくる2025年の社会について検討を行う「イノベーション25戦略会議」が安倍総理の指示により、高市大臣の下に作られました。わたしは、会議の座長をしています。
夢のある未来の実現のためにはどんな制度があればいいのか、そして次々にチャレンジする人材を生み出す社会にするためには、どんな政策があればいいのか、とことん考えてみようと思います。
私は、「生活者の視点からの新しい豊かさの実現」「成長するアジア、そして世界との共生による成長」「志の高い、創造性の高いチャレンジする人が輩出され、活躍する社会」の3点を常に頭におく必要があると考えています。
皆様の声が大変重要だと考えています。イノベーション25ホームページで、意見募集を行っています。イノベーションでつくる2025年の社会について、皆様のご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願いします。
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