第6回新開発食品調査部会新開発食品評価第二調査会議事要旨

日時

2012年2月16日（木）14:00～17:15

消費者委員会大会議室１

飯野委員、石見委員、岩崎委員、門脇委員、木内委員、真田委員、清水委員、花田委員、山田委員、渡邊委員、参考人2名
消費者庁食品表示課
消費者委員会事務局

以下の品目について、申請資料等に基づき、安全性及び効果の調査審議を行った。

（１）アスタキサンチンを関与成分とし、パソコンなどの使用で眼のピント合わせのための調節力が低下した方に適する旨を保健の用途とする食品（ソフトカプセル）〔富士化学工業株式会社〕
　作用機序等に関する指摘がなされ、今後、当該品目の審議は行わないこととされた。

（２）カルシウムを関与成分とし、疾病リスクの低減に資する旨を保健の用途とする食品（粉末清涼飲料）〔株式会社東洋新薬〕
　安全性試験に関する指摘がなされ、継続審議することとされた。

（３）キシリトール・マルチトール・リン酸一水素カルシウム・フクロノリ抽出物を関与成分とし、歯を丈夫で健康に保つ旨を保健の用途とする食品（チューインガム）〔株式会社ロッテ〕
　作用機序に関する指摘がなされ、継続審議することとされた。

（４）大麦若葉由来の食物繊維を関与成分とし、お腹の調子を健やかに保ちたい方やお通じの気になる方に適している可能性がある旨を保健の用途とする食品（粉末飲料）〔山本漢方製薬株式会社〕
　表示および品質管理に関する指摘がなされ、今後、回答内容を確認の上、調査会として了承することとされた。

・新開発食品調査部会設置・運営規程第６条第２項に基づき、個別品目の審査内容が許可申請を行っている事業者の権利または利益を侵害するおそれがあるため、非公開で開催された。
・利益相反については、該当する委員はいなかった。