
第96回消費者委員会(平成24年7月24日)
(1)エステ・美容医療サービスに係る消費者問題について
(2)地方消費者行政について
(3)電気料金について
7月24日(火)に第96回消費者委員会を開催しました。
1.エステ・美容医療サービスに係る消費者問題について
厚生労働省、消費者庁から「エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての建議」
を踏まえた実施状況について報告を受け、意見交換を行いました。
議論の最後に、河上委員長から以下の発言がありました。
不適切な表示(広告)の規制問題については、インターネット上等の表示を自由にさせておくことのメリットよりも、患者に対して適切な情報が伝わるというメリットの方がはるかに大きい。何らかの形で広告の適正化に対する対応の検討をお願いしたい。
インフォームドコンセントについても、通常の医療に関する議論としては当たり前のこととなっているが、むしろ現在は、美容医療をはじめとする自由診療に関する問題状況を前提にして、どういうインフォームドコンセントが具体的に必要なのかという内容や表現方法に踏み込んで、指針の見直しをすべき時期である。
今後もフォローアップしながら必要な対応をとっていきたい。
2.地方消費者行政について
「地方消費者行政の持続的な展開とさらなる充実・強化に向けた支援策についての建議」
について、委員から説明があり、意見をとりまとめました。
議論の最後に、河上委員長から以下の発言がありました。
地方消費者行政については、各行政庁の方に対して建議を発出して頑張ってもらうだけではなく、広く消費者問題に取り組んでおられる方々、地方の消費者行政に取り組んでおられる自治体の首長さんや行政職員の方、消費生活相談員、消費者団体の方等、皆様に関わる問題であるだけに、そのような方々に対してメッセージを発出したい。
皆様へのメッセージ![]()
消費者委員会では、今後、さまざまな機会をとらえてこの問題に取り組み、地方消費者行政の更なる充実・強化に向けて全力を尽くしたい。
また、委員会終了後には松原消費者担当大臣に、8月2日には川端総務大臣に建議の手交を行いました。
3.電気料金について
東京電力の電気料金値上げ認可申請について、消費者庁から報告がありました。
議論の最後に、河上委員長から以下の発言がありました。
消費者委員会の意見を取り入れていただいた部分もかなりあり、消費者担当大臣におかれては、一生懸命頑張って努力されたと認識している。しかし、事業報酬や福島の原発に関する減価償却費の扱い等の結果はかなり厳しく、委員会として必ずしも納得のできる形ではなかった。今後の課題として、消費者委員会としてしっかりと検証を続けていきたい。
以上
