分権クローズアップ[地方分権改革の旗手] 第5回 長島町 その2

分権クローズアップ[地方分権改革の旗手コーナー]では、各地方の「地方分権改革の旗手」の方から、それぞれの地域における地方分権改革の取組や成果について紹介をしていただきます。第5回は、鹿児島県長島町総務課の町口真浩 行政係長から寄稿いただいた記事を2回に分けて掲載します。今回は、その2となります。

3.事例紹介II 県管理道路関係事業の受入れについて

本町は、平成19年3月に、町の豊かな海・山の美しい自然や歴史的文化遺産を生かしながら、地域住民の意見を踏まえたうえで、ふるさと景観づくりを推進し、魅力ある個性豊かな住みよい町を創出しようと、「長島町ふるさと景観条例」を施行し、平成22年6月には、景観推進課を設置して、長島町の景観行政を一元化しました。

そこで、本町では島全体を景観区ととらえ「石積みと花」をテーマに長島を一周する国・県道路40kmを重点箇所として四季を通じ沿道を花でラインとして繋ぐ「ぐるっと一周フラワーロードづくり」事業に取組み、県管理道路と町道における一体的な景観づくりが可能となることから、平成22年4月に「県管理道路の草刈などの維持補修事業」「県管理道路における路傍朱樹育成保全事業」の権限移譲を受入れました。

沿道及び沿道の空き地には、管理者の許可を受け石積み花壇を設置するとともに、花壇を設置できない所は路肩に花を植栽するなど、積極的に花を取り入れ事業所や各種グループ、個人などにより管理されています。さらに沿道の草に覆われた古い石垣も多く、雑草を取除きモルタルで間詰めをして、復元を図るなど埋もれた資源も再現しながら良好な景観づくりを促進しています。

町民の石積み花壇への関心は高く、現在、沿道の200か所の花壇を管理する景観協定団体71を含む200余りの団体や個人で、年間を通じて花を植栽し、町内外からも好評を受けています。

景観づくり事業の効果により、町内は花づくりの気運がたかまり町内全域が美しくなってきており、また、花壇づくりなどは、雇用に最適な事業となっています。

さらには、町が花で美しくなってきたことで、観光客の増加にもつながり、観光産業の振興にも寄与しています。

今後も、もっと多くの方々に長島という町が美しい島であるという感動を味わっていただけるよう、景観強化を進めていき「国内有数の景観の美しい町づくり」を目指し事業を展開していきたいと思います。

4.おわりに

「住民に身近な事務は、可能な限り住民に身近な市町村において処理することが望ましい」との基本的な考えのもと、今後も積極的に権限移譲を受入れて、住民サービスの向上に取組んでいきます。

最後に、川添健 長島町長と私たち長島町役場職員の目指す「日本一のおもてなしの役場」での「町民との約束」を紹介して長島町の事例紹介を終ります。

  • 笑顔とスピードで対応します
  • 出来ない理由ではなく 出来る方法を考えます
  • 全力で知恵を出します 知恵がなければ汗を出します
  • 町長のつもりで夢を描きます 実現に挑戦します
長島町民の役に立つ 人のいるところ

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